ギララ近影

宇宙大怪獣ギララとは

 今から40年前にゴジラ・ガメラと怪獣映画全盛期に松竹で製作された唯一の怪獣映画作品。以降続編が製作される事は無かったが斬新なデザインは今もなお多くのマニアに支持されている。

監督近影

河崎実監督プロフィール

 カナダファンタスティック映画祭での観客賞受賞ほか、ドイツ・ハワイ・フランスなどいわゆる三大映画祭以外の映画祭では軒並み招待されており、海外でも人気の奇才。去年は東京スポーツ映画大賞特別作品賞も受賞した。その独特の作風から「日本のティム・バートン」と称され、海外でもシンパを増やしつつある奇才。「いかレスラー」「かにゴールキーパー」「コアラ課長」の動物三部作や「ヅラ刑事」で知られる監督。今回の「ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発」は「日本以外全部沈没」に続く世界破滅・三部作の第二弾として世に贈り出す、渾身の勝負作である。 本人曰く「怪獣映画の復権に命を賭けて挑みます。」

2008.03.07

What is Guilala? パート3【特撮篇】
 作成:ギララ発掘委員会

 「ギララ」は松竹唯一の怪獣映画『宇宙大怪獣ギララ』に登場したキャラクターです。特撮・怪獣映画と云えば、東宝のゴジラ、大映(現在は角川映画)のガメラが有名ですが、日活にはガッパが、更に東宝にはモスラ、キングギドラ、アンギラス、バラゴン、エビラ、ミニラ、サンダ、メカゴジラ、ヘドラ‥枚挙に暇がありません。

 67年のギララで特撮を担当したのは池田博氏。松竹が初めて挑む怪獣映画と云う事で、『二度とないぞ青春は』『俺たちに太陽はない』等、大船の映画監督として活躍していた池田氏が抜擢され特撮部門の総指揮を担当しました。後に日本大学芸術学部映画学科の講師として、数々の優秀な人材を世に送り出した人物としても知られています。

 60年代後半の大船撮影所はテレビの普及により環境が悪化し始めていた時期で、「ギララ」の主演の一人である柳澤真一(「奥様は魔女」のダーリンの吹替が有名)氏も、「ギララ」出演を最後に松竹を退社しています。

 松竹大船撮影所での初めての特撮映画と云うことで、怪獣ペギラやナメゴン等、『ウルトラQ』の特撮を担当していた円谷プロ出身の川上景司氏も参加。大船の美術担当の重田重盛氏と共に怪獣ギララの他、日本宇宙開発局富士宇宙飛行センター(通称FAFC)の宇宙船アストロボート、ロケット、月面ステーションなどの特撮模型が製作されていきました。「ギララ」には怪獣映画の側面と、SF宇宙モノという側面があることが大きな特色となっています。

日本宇宙開発局富士宇宙飛行センター
日本宇宙開発局富士宇宙飛行センター(通称FAFC)

月面ステーション
月面ステーション

月面着陸したアストロボート
月面着陸したアストロボート

 初代ギララのスーツを製作したのは、日本特撮映画に所属していた小田切幸夫氏。動物と鉱物が合体したような独特の皮膚感は彼らの手によって作り上げられました。そしてこの度、品田冬樹さんの手により当時のギララが再現されました。どうやらアストロボートも復活するらしいです。(たのみこめば商品化されるかも?)

 実は、この辺りの史実は河崎実監督『絶対やせる電エース』にて詳細に報告されていますので、ご興味のある方は松竹から発売されているDVDをご覧下さい。

           What is Guilala? パート4はあるのか?

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