| たのみこむ |
先週に引き続き、開発チームの近藤さんにお話を伺います。前回は、開発の経緯などを詳しくお聞きしましたが、今週はシリーズの今後について聞かせて下さい。
スペースワープは、「desktop」の発売で新たなステージを迎えるように感じますが、今後どのような方向に進んでいくのでしょうか? |
| 近藤 |
私達は、「SPACEWARP」を一つの商品の枠の中に収めず、様々な可能性を持ったシリーズにしていきたいと考えています。シリーズの基本理念は、「球を転がす面白さ、楽しさを核とした、大人に『上質な時間』を提供するインテリアホビー」です。
ホビー性を重視した今までの商品とは異なり、インテリア性に特化した「desktop」が開発されたのも、そのような考えからです。 |
| たのみこむ |
なるほど、では、今まであったシリーズはどうなるのですか? |
| 近藤 |
既存のシリーズには、ホビー性という魅力があります。ですので、今後も継続して販売しますし、同時に新商品も開発していきます。 |
| たのみこむ |
では今までのシリーズのファンの方も一安心ですね。 |
| 近藤 |
今後は、既存の「SPACEWARP」と、新しい「desktop」、それぞれの新商品を開発していきます。また、さらに新しい付加価値を持たせた商品も開発していく予定です。そのようにしてSPACEWARPシリーズの世界を広げ、様々なお客様に楽しさを提供していきたいと思っています。 |
| たのみこむ |
今後さらに新しいSPACEWARPが見られるということですか?それは楽しみですね!でも、なぜバンダイさんはSPACEWARPにそこまでこだわりをお持ちなのですか? |
| 近藤 |
前回のインタビューでも申し上げましたが、SPACEWARPの遊びはシンプルながらも、「時代や流行に流されない魅力」があります。
私たちの中には、長い間売れ続ける商品を開発したいという思いがあるのですが、SPACEWARPはまさにその素質を持っていたんですね。そのため、バンダイの大人向け商品のブランドの柱として、今後も力を入れて大切に育てていこうと考えているんです。 |
| たのみこむ |
確かに、SPACEWARPは長い年月を経ても色あせない魅力がありますね。今おっしゃった「大人向けの商品のブランド」とはどういったものですか? |
| 近藤 |
バンダイは、SPACEWARP desktopの発売と同時に、大人向け商品のブランド「Gadget(ガジェット)」を立ち上げます。
バンダイには、CUBE WORLD(キューブワールド)やHuman Player(ヒューマンプレイヤー)、HEX BUG(ヘクスバグ)など、SPACEWARP以外の大人向け商品があります。それらをまとめて、一つのブランドにするわけです。 もともとこのような大人向け商品を作り出したのが、まさに2005年のSPACEWARPの復刻からでした。
それまでは、大人に対してどれくらい玩具が売れるのかは、我々の中で未知数だったのですが、SPACEWARPで初めて挑戦したところ、大成功を収めました。そこで、徐々に大人向けの商品ラインナップを増やしていき、やっと対外的なブランドとしてまとめることができるようになりました。
SPACEWARPはブランドの始まりであり、また発売から3年経った今でも安定して売れているということもあり、今後もこのブランドの柱として成長させていこうと考えています。 |
| たのみこむ |
「ガジェット」という言葉は、最近いろいろなところで耳にしますね。大人向けおもちゃのブランドとしても、良いネーミングだと思います。 |
| 近藤 |
我々のGadgetブランドには、一貫して「DNA」というポリシーがあります。DはDesign(デザイン性)、NはNew(新しさ)、AはAttention(人を惹きつける)という意味です。
ターゲットとしては、2〜30代の比較的若い層の男女が対象です。そのポリシーを持ちながら、今後も魅力的な商品を開発していこうと思っています。 |
| たのみこむ |
SPACEWARPを始め、今後バンダイさんから発売されるガジェットブランドの商品を楽しみにしています。是非面白い商品をたくさん作ってください。 |
| 近藤 |
はい、皆さんの期待に答え、「大人向けの面白いおもちゃと言えばバンダイ」と言われるようにがんばります! |